指揮:ジャンアンドレア・ノセダ 演出:G.P.グリッフィ
ミミ:バルバラ・フリットリ ロドルフォ:マルセロ・アルバレス ムゼッタ:森 麻季 マルチェッロ:ガブリエーレ・ヴィヴィアーニ
いつもいつもプッチーニは苦手だと言い続けた私。 今日初めて、このオペラが素晴らしいんだということがわかった。ありがとう〜。 この作品を初演したのはトリノだった。 そしてミミにフリットリ。失敗できないでしょ。 彼女、以前代役だったことがあり、ちょっとドキドキだったけど、今日はほんとにベストメンバーだった。
そうなんです。プッチーニの音楽は、微妙なコーラスや、繊細なピアニッシモのオーケストレーションが要求されるんです。 これを美しく決めるのは至難の業だったんですね。だから、いつもなんとなく不協和音??になったり、拍がずれたり、で、いまひとつ納得がいかなかったんだ。 ストーリーがいい加減なメロドラマなのは、彼が求めたのが音楽だったからなんだろうね。 アルバレスは三大テノールの後継者と目されて久しい。。今日はかなりよかったのではないかな。声に張りがありよく歌えていた。もう少し深みが出るとよい。まだまだ三大テノールにはかなわない。 フリットリはもう文句のつけようがない。声そのものの美しさは圧倒的だし、表現力はこの上なく素晴らしい。デセイが動のソプラノとすれば、彼女は静のソプラノなのだろうね。 演出もてらいがなく手抜きもなく美しかった。 そして何より、すばらしいオーケストレーション。極上のコーラス。 イタリアオペラのすべてを見せて聞かせてもらいました。
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